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レッスン #9 3/23

まずスケールから。
調が変わっても同じフィンガリングで弾けるように。
最初のドレ以外、ミから124134134124(最後の12は拡張)

ポジションのコネクティングがうまくいくかどうか。
フォイヤールの5番(1ポジと4ポジのコネクティング)の1を使って練習。

また上の弦と下の弦を押さえるとき、指を伸ばすのではなく、ひじの動きで移動させるように。
これが音程が悪くなる原因。手の甲を移動させないこと。第3関節が凹まないように。
重音で練習してみるとよい。単音でやっていると形が悪くなりがちなので。

4番(1ポジと3ポジのコネクティング)の22 
11424313(赤で移動)のフィンガリングで。これも重音でやってみる。

楽器が体から離れるクセを矯正するために親指のポジションの練習。
26番のDのスケール。123だけでなく321と下がる練習も。
親指を使うことによって楽器の正しい位置を身につけること。

曲は久しぶりにバッハを見てもらう。
アルペジオが相変わらず上手くいかない。
ジャンドロン版のボーイングで弾いているのだが、元々バッハの(自筆譜は無くなっているけどアンナ・マグダレーナの写譜がオリジナルに最も近いと考えられる。スラーの付け方は結構いいかげん。)譜面には何も書かれていないので、弾きやすいように弾いてよいとのこと。

たとえば12小節最初の2拍は最初の3音がП、次が∨П∨で最後の2音がПとなっているが5音目までをП、残りの3音を∨、後半の2拍も同様にすれば非常に楽になる。

20小節目 1音目ラと3音目ミはどちらも1の指だが押さえ直すこと(セーハにしない)

全体的に弓を駒から離して、大きく使うようにする。
冒頭など最初の3音がП、次が∨だが∨でもПの3音分と同じように弓を動かした方がいい。
そうしないとだんだん弓が足りなくなってきて苦しくなってくる。

雑音が出るのはボーイングが曲がっている。ひじが伸びないというのと楽器が外へ向いてしまう。
左足で楽器をしっかり支えること。

弓先だけで弾く練習をする。移弦の時はしっかりひじの高さを変えて(肩甲骨を上げるわけではない)
スカスカで音がでなくてもいいので。手首も曲げないように。

曲集
ベートーヴェンのトルコ行進曲
左指をしっかり打ってスラーをはっきりと出す。
ボーイングは楽譜通りに弾く。
ハーフポジションが出てくる。あまり意識しなくてもいい。
最後のピチカートは右手のひらと薬・小指で持ってしまって、残り3本を自由に使えるようにする。
でこれはおしまい。

シューマンのKline Studie
ポジション移動がテーマ。
フレットがない楽器だからこそポジションという概念が必要なわけだけど、なんとなく弾いている。
もっと意識してみよう。

今日の重要ポイント

右手ボーイング 弓先で弾いているときは形がよかったのでそれを繰り返してイメージを固めること。
左手1の指の第3関節がひっくり返らないようにすること。上腕で力を加えるのではなく、手の固まりで押さえると考える。