2/12 チェロコングレスinジャパン2011 2日目

2日目の今日9時集合で9時半からチェロアンのリハーサルは大ホールにて。

前にも書いたかもしれないけど24年ぐらい前に1度だけギターオーケストラで出たことがある。
まさかまたこのステージに乗れるとは思ってなかったので感無量(^_^)

開始直前に後ろの女性がA線を切ってしまった。みんな意外と予備弦持ってないのね。
A線は1本持っていたので朝から人助け(^_^)v

演奏は昨日の今日なのでそう変わるわけがない(^_^;)
テンポがゆっくりなのでなかなか体に馴染まないのが困りもの。
降り番の後半のリハも今日はフォーレのラシーヌ讃歌でオルガン入りでの演奏。フォーレらしい美しさがいい。

ホワイエでは親子チェロ教室というのが行われていた。
ちょっと覗いたけどビックリ。ちびっ子の音がすごくしっかりしていて音程も全然問題なし。
すごいなぁ。やっぱり小さいときからやってると上手くなるよな。

昼はせっかくの赤坂なので「オーセンティック」までちょっと歩いて名物ブロッコリーチーズバーガーを食べる。
パテの塩がきついのはファイヤーハウス譲りかな。でも美味い。

13時からは若手6人のチェリストによる「ヤング・チェリスト・プロジェクト-チェロ・デュオの魅力-」
クンマーとかポッパーとかチェロ弾きじゃないと知らない作曲家ばかりで、地味な曲が多いけど、さすがチェロを知り尽くした作曲家によるだけあって楽器の性能を見事に表現してるね。
今日の曲は難しそうで弾くのは大変そうだが。

ただ昨日からの寝不足と食後とあって睡魔が猛烈に襲ってきて、かなりつらかった(^_^;)
せっかくの演奏を申し訳ないっす。
6曲のプログラムだったが4曲目でゲネプロの時間が来て退場。

再び大ホールでゲネプロ。これが最後の練習だ。細かいところは時間がないので通しで演奏。
1列目の一番左(客席から見ると右)が空いている。誰が来るのかと思えば、なんと堤剛先生がポーランドでのコンクールの審査員を終えて向かっているのだと。ゲネプロには間に合わなかったが。
同じ4番チェロを弾いてもらえるのはうれしい。本番は堤先生にボーイングを合わせるように心がけた(^_^)v

その後はオーケストラスタディ。みんなで楽器持ってオーケストラのチェロパートの弾き方を勉強しようという企画。
講師は札幌交響楽団の石川祐支氏、猿渡輔氏の2人。
司会の人が石川さんに質問しながら、みんなで弾いていくというスタイルで進行。
猿渡さんが会場を見回る。
石川さんがまたおもしろい人で、チェリストというよりロックギタリストのような髪型だったり(^◇^)
それでも楽器を持てばさすが札響の主席だけあって上手いなぁ。

まずはベートーヴェンの「運命」
1楽章の有名な冒頭部分。激しい部分なのでボーイングをどうするか。弓のスピードや刻み方など。
2楽章も冒頭のメロディ。♭4つは初見じゃきつい。1楽章もアルト記号なのですぐ音出せないのが情けない。これはもっと精進しないと。
3楽章のスケルツォは3拍子の弓の運び方を。
4楽章も冒頭の部分。最初の3小節は全部Пでffで弾くように。これは気持ちいいなぁ。
付点の部分の∨∨ППのような弾き方。

もう1曲はブラームスの4番。時間がないのでやったのはほんの一部だけ。それもまたしてもアルト記号の部分で弾けないうちに時間切れ。
楽譜読めるようにしないとなぁ。

夜はいよいよコングレスのメインイベントであるアンサンブルコンサート。

まずは鈴木メソードのちびっ子軍団。一番上は中学生ぐらい?
最初に全員が真っ正面を向いてピアノ伴奏で「白鳥」を弾く。
これがまたびっくり。一糸乱れぬボーイング、音程も正確。立派です。
ヴィヴァルディや「浜辺の歌」などを演奏。

次は先生方による演奏4曲。

1 クレンゲル:即興曲
2 ポッパー:レクイエム
3 チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
4 カザルス:東方の三賢人~オラトリオ「エル・ペセーブレ(まぐさ桶)」より

1はすごい4重奏。堤剛・山崎伸子・倉田澄子・堀了介という日本チェロ界の重鎮による演奏。
途中でメンデルスゾーンの結婚行進曲まで登場する変な曲(^_^;)
2は知らない曲。1・2とせっかく大御所の先生たち揃えているんだからもっと派手な曲を聴きたかったな。
3は元は弦四をチェロ5重奏にしたもの。
4も知らない曲。12人による演奏だけど6パートらしい。これバッハの平均律に似たようなフーガがあるよね。モーツァルトが弦楽合奏に編曲したヤツ(番号失念) サルダーナとは全く違う静かで美しい曲。

休憩をはさんでいよいよチェロアンサンブル。
まずは問題のクレンゲル「ヒムヌス(讃歌)」
とにかく自分が奏者だというのを忘れちゃいそうなほど美しい。あの何重にも音が重なったうねり。客席で聴きたい(^_^;) 山崎さんがメロディを弾くところ(いやみんなが弾いてるんだが(^_^;))などウルッとしてしまう。後半のピチカートが結局残り半分ぐらいでよくわからなくなるまま終わってしまったのは反省。

ゴルターマン「レリジオーソ」は音が少ないので弾くだけなら難しくはないが自然とクレッシェンドしていく気持ちが湧いてくるのが弾いていて気持ちいい。

パーセル「シャコンヌ」はずっと同じフレーズを弾くのだが、だんだん自分が何やってるのかわからなくなってくる(-_-;) ずっしりと重量感のある曲だがしっかり付点をとらないとノベッとなってしまいがち。
だんだんボーイングの∨Пがわからなくなって、周りと逆になっているのをムリヤリ合わせるなんてのが何回もあった。この辺は明らかに練習不足からきてる。

でもあの大御所の先生たちがドンと前に構えているところで後ろで弾くというのはすごく安心感があるね。
音楽の作り方というのも見えてくる。

後半は降り番なので客席から見学。
難曲と言われるカザルスの「サルダーナ」これは弾きたかったなぁ。

終演後はブルーローズでみんなで乾杯。
上手く弾けなかった人も多いと思うけどそれ以上に得難い経験をしたことは何にも変えられないほど重要だ。これだけでコングレスに参加したかいがあるというもの。

さていよいよ明日は最終日。チェロも持って行かなくていいので気楽にいけるけど。
懇親会も楽しみだ。
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