Myギターの紹介

a0129061_123659100.jpg
1986年製のホセ・ルイス・ロマニロスです。
ロマニロス氏は1932年生まれだからもう77歳になる。
現在はスペインで息子(確かσ(^^)と同じ歳)といっしょに工房で製作をしているけど、当時はイギリスでつくっていた。

今や世界最高の製作家の1人であるロマニロスが有名になったのは70年代にイギリスの名ギタリスト、ジュリアン・ブリームが使用したため。

ブリームといえばσ(^^)が最も敬愛するギタリスト。数年前残念ながら現役を引退してしまったのでもう実演を聴くことはできないだろうけど、90年代の東京でのコンサートは全て行ったし、楽屋に忍び込んで最後のCDとなったEMIからのソナタ集(ホセやテデスコなど収録)に「To Ryosei」とサインしてもらったのはうれしい思い出。

当然ブリームが使っていたギターということで高校時代から「いつかはロマニロス」というあこがれのギターであった。

現在ロマニロスの愛用者といえばあの村治佳織ちゃんだ。
TBSの番組で佳織ちゃんがアランフェス協奏曲の作曲者であるホアキン・ロドリゴに会いに行くというのがあった。かなり感動的だったんだけど、あのときロマニロスのところへも行って、彼の前で普段使っている楽器でロドリゴの曲を弾いて、ロマニロスがべた褒めするというシーンもあった。あの後、もう1本ロマニロスにギターを作ってもらってる。

1987年のあるとき、友人のS君がギターの調整に当時目白にあったFANA(現在は池袋に移転)に行くのに着いていった。
そこでこの楽器との運命的な出会い(笑)

まわりのギター仲間がみんないい楽器を買い始めたところで、当時のσ(^^)の愛器は日本が世界に誇る河野賢。高校時代もらった奨学金をつぎ込んで当時一番下のグレードだった20号を買ったの。
これはいいギターでした。このおかげでそれなりにギターも弾けるようになった。
でもこっちが成長するともう河野では満足できなくなってくる。
といって自分にあったギターはなかなか見つからず。

ロマニロスの新作ギターなど滅多に入ってくることはないのだが、幸いFANAの社長がいい人で自由に弾かせてくれた。これが何とも色気のある美しい音。当然一目惚れ。
ただし簡単に買える値段ではない。値札は230万円!
もう1本近々入ってくるのはサイドがハカランダ(ブラジリアンローズウッド)の楽器でこっちはプラス50万とのこと。そりゃますます買えないので今ある方(インディアンローズウッド)をなんとか買わねば。
すでに気に入っている人がいるというので、なんとか考えるから売らないで頼んでそれから金策に走る。
といったところでまさか親にギター買うからカネ貸してくれとも言えないしね(^_^;)

当時国家公務員だったσ(^^)は共済組合から50万円借りて、河野を10万円で下取りしてもらい、残りをローンで買うことに。土曜日に初めて見てから次の火曜日に決めるまでこの間わずか4日間。
値引きも20万ということでローンは150万円。
20代の若造だったけど公務員の信用でローンを組めた。
公務員時代などろくな思い出がないけど、ロマニロスを買うためにローンを組めたことだけは大いに感謝(^_^;)
5年ローンで金利も9%ぐらいだったので結構高かったが二度と買えないだろうからね。

ロマニロスには1台ずつ名前がついている。σ(^^)の楽器には「La Ramón Montoya」と書いてある。
Laは女性名詞に対する冠詞(ギターは女性名詞)でRamón Montoyaとは伝説のフラメンコギタリストである。

このギター、今はσ(^^)のギター無期限休業中で寂しい状態だがいつかまたバリバリ弾いてあげたい。
[PR]
by ryoseim | 2009-12-16 13:00 | 楽器