またひどいコンサートを聴いてしまった

中学受験も一段落してようやく落ち着きました。
でもさっそく新学期もスタート。それでも当分は時間に余裕があるのでのんびり。

そんなわけで2/7の日曜日にもあるコンサートに行ってきました。
名前を出さないのはせめてもの「武士の情け」であって、まぁびっくりするほどひどい演奏でした。

某ギタリスト氏がプロデューサーとなり、仲間の音楽家たちと室内楽をするというもの。

σ(^^)のお目当てはリュート奏者であるK氏がS.L.ヴァイス(バッハと同世代のリュート奏者兼作曲家、バッハのリュート曲はヴァイスの影響下で作られていると考えられる)の組曲でリュートのコンティヌオだけ残っている曲をトラヴェルソとのデュオで復元するという。
トラヴェルソは普段はモダンフルートを演奏するT女史。
音程の悪い楽器でプロデューサー氏から装飾音等の音程の悪さが許容の範囲外とまで言われて大変だったようですが、全然問題なし。非常に美しい演奏でした。
終曲のシャコンヌはギターでもよく弾かれるギター弾きには有名な曲なのですが、これだけで弾いても十分立派な曲なのにメロディがあったらしい。もちろん復元に正解はないわけだけど。
終演後、K氏にご挨拶して話を少しうかがいました。今後もこのような試みを続けたいとのこと。
これは楽しみです。

しかしこのコンサート、ここから先がひどいものでした。入場料5000円なのに!

次はプロデューサーであるM氏と様々なジャンルで活躍中のギタリストT氏とのデュオ。
ヴィラ=ロボスの子ども向けピアノ曲「フランセットとピア」の半分をギター二重奏で。
練習不足は明らかですが、T氏はそれなりにがんばってました。
もう1曲の長岡克己の「AME」は人気デュオいちむじんの曲ですが、こちらは頼りのT氏も譜面とにらめっこで全く音楽にならず。オリジナルの若い2人の勢いなど全くなく、ただの恥さらしじゃないの?

この時点でσ(^^)はM氏のギタリストとしての能力に疑問を感じ始めます。

次はバリトンのU氏とのデュオでシューベルトの「美しき水車小屋の娘」から5曲。
通常ピアノ伴奏だけど、ペーター・シュライヤーがギタリストのコンラット・ラゴスニックとの名演で知られていてギター伴奏でも時々演奏されます。
シューベルトの歌曲はピアノよりギターの方が合ってると思うけどね。
U氏の歌声は柔らかで優しく響く素敵なものでしたが、M氏のギターがこれまたちゃんと弾けず、しかも音が汚い!
左手のバタバタさを見る限り、練習不足ではなく実力がないのでしょう。

休憩の後、K氏、T氏、M氏とのギター3重奏でヴィヴァルディの調和の幻想3-8。
中高生のギター合奏では必ず演奏されるような有名な曲。
これがびっくり。
1楽章のヴァイオリンソロの部分をM氏が弾くのだが、バックを無視して汚い音で1小節ぐらい先にのめって行く!K氏がソロに合わせてその場をしのぐものの、後半で今度は3人のテュッティで1人だけ遅れる。
ここまで来るとカネ返せ!って言われても仕方ないよね。
アンサンブル能力もないのか(-_-;)
それでよくトラヴェルソの音程が悪いなんて言えたもんだ。

M氏のギターはチューニングも最悪で、舞台上でなんとか合わせようとしているのだが、こちらが「まだ合ってないぞ!」といいたいのにさっさと曲に突入。

この後ずっと出っぱなしとなるM氏の演奏に頭を抱えながら最後まで聴きましたよ。ガマン大会か?

最後はモダンフルートに持ち替えたT女史とM氏のデュオ。
南米風4つの小品(モンテス)
タンゴの歴史よりボーデル1900、カフェ1930(ピアソラ)
チャルダッシュ (モンティ)

プログラム見ただけでうんざりしますよね(^_^;)
まぁどの曲もT女史の美しい音色がポンコツギターを隠してくれましたが。
ピアソラはギタリストとフルーティストにとって今や最も重要なレパートリー。
σ(^^)もボーデルは昔発表会でやったことあるし。カフェは挫折した(^_^;)
ここでも力任せの汚い音、ミスタッチ、それ以前に左手がちゃんと押弦できないという哀れをもよおす状態。
時間の関係で2曲だけなんて言ってたけど、後半の「ナイトクラブ1960」と「現代のコンサート」はとても弾けないんでしょう。← 完全にイヤミモード(^◇^)ケラケラ

アンコールはピアソラのリベルタンゴ。完全な一発合わせだったらしいけど、そもそもM氏なんか全部一発合わせ状態だから。と思いきやホントの一発合わせだと音も出せないでやんの(;_;)

ここまでひどい演奏を最初から最後まで聴かされるとは思いもしなかった。
参りました(-_-;)
今後はK氏が出ていようともM氏が関わっているものには二度と行かないです。


それにしてもギター界はなんでこんなにレベルが低いのでしょう?
もちろん素晴らしいギタリストもいっぱいいるんだけどねぇ。
[PR]