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Twitterで音楽評論家の林田直樹氏がツイートで紹介したのを見て気に入ったのでこちらでも紹介。

ベルリン古楽アカデミーは2月にトッパンホールでブランデンブルクを聴いたばかり。



これはすごいですねぇ。ちょっとビックリ。かなり前衛的な要素もある。
ヴィヴァルディの『四季』とルベル『四大元素』

『四大元素』はほとんど知られていないと思うけど、フランスの作曲家ジャン=フェリ・ルベルが1737年に出版したバレエ音楽。四大元素はかつて物質は水・空気・土・火からできていると考えられていた。不協和音のトーン・クラスター(ある音名から、別の音名までの全ての音を同時に発する房状和音)を用いた刺激的な音がとてもバッハの晩年の頃とは思えない。

2月に『四大元素』のCDは買ったのだけどそれっきりすっかり忘れていた。
すごく楽しそうな曲。じっくりと聴かないとね、

それにしてもドイツの古楽オケがここまでやるのにビックリ。
ミドリ・ザイラーさんの背中に入れられた弓が気になる(^_^;)
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by ryoseim | 2010-09-28 00:59 | CD・DVD
定休日の火曜日、大阪へ行ってきました。
出不精のσ(^^)は当然初めて。

目的は大フィルがヘルムート・ヴィンシャーマンの指揮でバッハのロ短調ミサ曲をやるというのでそれを聴きに。K女史が合唱団に入っているのもあり、シンフォニーホールへも行ってみたかったしね。チケットは格安で入手してもらいました(^_^)

15時前に到着したので、梅田周辺をブラブラ。こんな時に限って暑さがぶり返して汗ダラダラだったけど、東京とは違う雰囲気をちょっと楽しみました。阪神百貨店の地下でイカ焼き食べたり。

シンフォニーホールは東京にはない雰囲気を持つ素敵なホールでした。割とこぢんまりと感じられたけど。ここで朝比奈隆が元気な頃に大フィルでブルックナーを聴いてみたかったなぁ。
東京に着たときは毎回行ってたけどね。

ヴィンシャーマンといえば、古楽演奏が一般化する80年代以前にイムジチやパイヤール、レーデル、ミュンヒンガーらとともにバロックブームを牽引したオーボエ奏者兼指揮者。
当然古楽器でなく、通常のモダン楽器による演奏。
今となってはその演奏スタイルは古いと思われ、すっかり過去の人だと思ってました。
でもちゃんと活動しているんだよね。失礼しました。

1982年に高校の後輩たちと昭和女子大人見記念講堂の2F一番後ろの安い席(確か1500円ぐらいだったかな)で聴いて以来。

まずビックリしたのはとても90歳とは思えないスマートで元気なこと。
一回り以上年下のコルボやブリュッヘンがヨタヨタしていたり、腰が曲がっていたりしたのに、最後まで立ちっぱなしで指揮を振る。
演奏は昔ながらのロマンティックでゆったりとした演奏。軽やかで明るい。
フルートのソロなどやり過ぎってくらい歌いまくりだし。
ソリストもテナーがBCJでおなじみの櫻田亮氏だったのもうれしい。他のソリストもよかった。
バスはちょっと物足りなかったかな。

後半がフーガになる4部サンクトゥスから「我らに平和をあたえたまえ」と締めくくる5部最後のドナ・ノービス・ピーチャムまでが圧巻。
合唱団はもちろんアマチュアなのだけど大熱演。
ヴィンシャーマンが合唱団を座らせて、もう一度起立させる前にいきなりサンクトゥスが始まったのはみんなビックリしたらしいけど(^_^;)

終演後のヴィンシャーマンがまたお茶目すぎ。ソリストやオケトップの女性に片っ端からハグしたり、キスしたり、合唱団の真ん中に入って女性を両側に従えてご満悦。
もうのだめのミルヒーそのもの(^◇^)ケラケラ
演奏会は翌日もあり、その後の打ち上げではヴィンシャーマンも来たらしい。
奥さんは相当年下の日本人で息子がなんと26歳!64歳の時の子!
あれだけ元気ならまだまだできますな。
来週は東京でマタイをやるそうだ。行きたかったけど仕事があるのが残念。

来月はアーノンクールでロ短調を聴きに行きます(^_^)
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すっかりブログをさぼってました。
レッスンも行ってるのだけど、言葉にするのが微妙なことが多くなってきてねぇ(^_^;)

9/12(日)はべんしまさん所属の足立シティフィルの定演へ。
「未完成」「英雄」と名曲コンサート。
ベトベンやりたいなぁとしみじみ。

と簡単にブランクを埋めておいて(^◇^)ケラケラ

今日は高田元太郎師匠のリサイタルへ行ってきました。仕事休んで(^_^;)

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プログラム

バッハ:無伴奏チェロ組曲1番
サンス:スペイン組曲

-休憩-

バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ1番、3番

アンコール ソナタ2番よりアンダンテ

すべて元太郎師匠自身の編曲による。

チェロ1とサンスはすでに聴いたことがあったけど、チェロ1はギターのバッハのイメージをガラッと変えるような演奏。
3フレットにカポタストして実音でFだったかな?

ギターでよく弾かれるが、どれもなんか違うなという感じがして、たぶんそういう人が多いからギターからチェロに転向してバッハ弾きたがる人が多いんだろうな。

元々チェロ組曲はチェロ独奏で舞曲を弾かせるという1種のバラドックスなものだけど、チェロを意識しすぎるとギターらしさがなくなってしまうし、かといってセゴビアのようにバッハの様式感を完全に無視するのもいただけない。
今回はギターの響きを重視し、チェロのイメージからギターを開放するために高い音域に変えたという。これは大成功で今まで聴いたギターのチェロ組曲のどれよりも美しく軽やかに響いた。いつもの師匠のタッチともずいぶん違うなぁと思ったし。
これなら自分でも弾いてみたいと思う。
チェロではプレリュード挫折して中断中、ただいまメヌエットをやっているσ(^^)だけど(^_^;)

ぜひ残りの曲も同様に編曲して全曲版としてCDと譜面出版をお願いしますよ。

サンスのスペイン組曲は5月のサンス没後300年記念コンサートの感想でも書いたので割愛。
演奏は文句なくすばらしいです。

後半はヴァイオリンソナタ2曲。
前半とはガラッと雰囲気も変わり、重厚な雰囲気。
チェロ組曲とは違い、低音をかなり加えている。
1番のフーガはギターでもよく弾かれる。これは難しいねぇ。師匠をもってしても一筋縄ではいかない。さすがバッハ(^_^;)
しかしこの難曲を息をもつかせぬ集中力で弾ききってしまう。
さすが師匠(^_^)

3番のフーガはσ(^^)バッハのフーガで一番好きな曲。
シゲティのヨレヨレヘタウマヴァイオリンで聴くたびに胸が熱くなる。
今日1番の楽しみでしたが、期待以上にすばらしい演奏。
でも自分じゃとても弾けそうにもないな(^_^;)
チェロ組曲はチェロで、無伴奏ヴァイオリン曲はギターで弾こうと思っていたのだけど。

アンコールのソナタ2番のアンダンテ。
昔前橋汀子さんのバッハ無伴奏リサイタル(4曲演奏)でアンコールでやはりこの曲を弾いたのがすごくよくてそれ以来大好きな曲。
ギターの低音の響きが美しかった。最後にこの静かな曲で締めるというのがいいね。

仕事をさぼって行った甲斐がありました。
続編もぜひやって欲しいものです。
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