新しいバイクの納車があったり、せっかく乗っていったのに突然の大雪でひどい目にあったり(途中のジャスコにおいて愚妹に救助要請(^_^;))とバタバタして3日目の報告が遅くなってしまいました。
忘れないうちに書いておかないと。
3日目は東京カルテットのクライヴ・グリーンスミス氏によるマスタークラスを聴講。
受講生は2人。
1人目は芸高1年のグレイ理沙さん。初日に見事なバッハを聴かせた岡本君と同級生。
まだあどけなさの残る美少女チェリスト(^_^)
曲はショパンの「序奏と華麗なるポロネーズ」
芸高レベル超高けぇ!と感心。
グリーンスミス氏は技術的には完璧と評価。
フレーズの作り方、弓のスピードや弾く場所など様々なアドバイスをする。
あとはスマイルだって(^_^)
さすがにニコニコ笑っては弾けるところではないし、そんなのができたら却って引いてしまうけど、
曲に合わせた表情も作ることができれば鬼に金棒なのはまちがいない。将来楽しみな人です。
2人目は桐朋学園大学の小林幸太郎君。
その表情から人柄のよさそうなところが垣間見える。
曲はショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲1番1楽章。
ここではグリーンスミス氏はこの曲の背景を説明。
ショスタコが映画音楽にも力を入れていて、そこでこの曲と共通のテーマがあることやこの曲の第1楽章が「皮肉的なマーチ」と作曲者本人が語っているなど。
より曲への理解が深まってきたように感じた。
我々のようなヘタっぴなヤツのレッスンといえばもう技術的な問題ばかりで音楽的な深さなど全くないのだけど、もっと高いレベルをめざさないとね。
午後はコングレス最後のリレーコンサート。プログラムは下記の通り。
小川剛一郎 フォーレ;エレジー
斎藤建寛 ピアソラ:悪魔のロマンス/天使の死
松波恵子 ヒナステラ:パンペアーナ2番
千本博愛 ジョリヴェ:夜想曲
長谷川洋子:フォーレ:夢のあとに、カステルヌオーオヴォ=テデスコ:フィガロ
(休憩)
藤森亮一 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ
苅田雅治 プロコフィエフ:チェロとピアノのソナタ ハ長調1楽章
宮田大 ポッパー:ハンガリー狂詩曲
山崎伸子 ドビュッシー:チェロとピアノのソナタ
堀了介 カサド:親愛なる言葉
堤剛 バッハ:シャコンヌ
この日も寝不足でコンサートの前半は眠くて全く使えない状態(-_-;)
後半ようやく意識がはっきりとしてきた。
なので前半はほとんど覚えてない(^_^;)
一番拍手が多かったのが宮田大氏。
ベテランばっかりの顔ぶれの中で1人だけ20代の若手。
彼は日本チェロ界を今後支えていく重要な人。
演奏もすばらしいし、スター性があるね。
彼だけアンコールに「おくりびと」を演奏。
山崎さんのドビュッシーもよかった。好きな曲だし。
最後はチェロ協会会長の堤氏。ヴァイオリンの超難曲として知られるシャコンヌをチェロで弾くというとんでもない演奏。CDも出ているんだけどやはり生はすごい。でも相当苦しそうだった。
こういうのはそれこそ宮田君のような若手に弾かせちゃえばいいのに(^_^;)
終演後、懇親会へ。
各先生方からの挨拶の後、自由に歓談。
大御所の先生方も大変フレンドリーに接していただき、参加したアマチュアがここぞとばかり先生方を捕まえては写真やらサインやら質問攻めやらで楽しかった。
σ(^^)は倉田先生に「無伴奏全曲録音してくださいよ」と頼んでみたのだが「もう歳だから無理無理~(^◇^)」なんてそんなことないので実現して欲しいな。
たくさんの新しく出会った人とも楽しく飲んで語って再会を誓ってお開き。
今回のテーマは「世界はもっと響き合う・・・」だったが、参加した人たちに取ってはかけがえのない経験をさせてもらい、音楽とチェロの素晴らしさを改めて感じたと思う。
大ホールにプロとアマチュアがいっしょのステージで演奏なんて、ホントに贅沢なこと。
あれだけでも参加したかいがあったというもの。
inジャパンが次はアジア、ワールドと広がっていくようにと堤先生がおっしゃっていたがその通り、もっともっとたくさんの人とつながれるようにこのイベントが続いていくといいな。
先生方だけでなく、たくさんのスタッフの方々、参加した全ての人に感謝します。
忘れないうちに書いておかないと。
3日目は東京カルテットのクライヴ・グリーンスミス氏によるマスタークラスを聴講。
受講生は2人。
1人目は芸高1年のグレイ理沙さん。初日に見事なバッハを聴かせた岡本君と同級生。
まだあどけなさの残る美少女チェリスト(^_^)
曲はショパンの「序奏と華麗なるポロネーズ」
芸高レベル超高けぇ!と感心。
グリーンスミス氏は技術的には完璧と評価。
フレーズの作り方、弓のスピードや弾く場所など様々なアドバイスをする。
あとはスマイルだって(^_^)
さすがにニコニコ笑っては弾けるところではないし、そんなのができたら却って引いてしまうけど、
曲に合わせた表情も作ることができれば鬼に金棒なのはまちがいない。将来楽しみな人です。
2人目は桐朋学園大学の小林幸太郎君。
その表情から人柄のよさそうなところが垣間見える。
曲はショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲1番1楽章。
ここではグリーンスミス氏はこの曲の背景を説明。
ショスタコが映画音楽にも力を入れていて、そこでこの曲と共通のテーマがあることやこの曲の第1楽章が「皮肉的なマーチ」と作曲者本人が語っているなど。
より曲への理解が深まってきたように感じた。
我々のようなヘタっぴなヤツのレッスンといえばもう技術的な問題ばかりで音楽的な深さなど全くないのだけど、もっと高いレベルをめざさないとね。
午後はコングレス最後のリレーコンサート。プログラムは下記の通り。
小川剛一郎 フォーレ;エレジー
斎藤建寛 ピアソラ:悪魔のロマンス/天使の死
松波恵子 ヒナステラ:パンペアーナ2番
千本博愛 ジョリヴェ:夜想曲
長谷川洋子:フォーレ:夢のあとに、カステルヌオーオヴォ=テデスコ:フィガロ
(休憩)
藤森亮一 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ
苅田雅治 プロコフィエフ:チェロとピアノのソナタ ハ長調1楽章
宮田大 ポッパー:ハンガリー狂詩曲
山崎伸子 ドビュッシー:チェロとピアノのソナタ
堀了介 カサド:親愛なる言葉
堤剛 バッハ:シャコンヌ
この日も寝不足でコンサートの前半は眠くて全く使えない状態(-_-;)
後半ようやく意識がはっきりとしてきた。
なので前半はほとんど覚えてない(^_^;)
一番拍手が多かったのが宮田大氏。
ベテランばっかりの顔ぶれの中で1人だけ20代の若手。
彼は日本チェロ界を今後支えていく重要な人。
演奏もすばらしいし、スター性があるね。
彼だけアンコールに「おくりびと」を演奏。
山崎さんのドビュッシーもよかった。好きな曲だし。
最後はチェロ協会会長の堤氏。ヴァイオリンの超難曲として知られるシャコンヌをチェロで弾くというとんでもない演奏。CDも出ているんだけどやはり生はすごい。でも相当苦しそうだった。
こういうのはそれこそ宮田君のような若手に弾かせちゃえばいいのに(^_^;)
終演後、懇親会へ。
各先生方からの挨拶の後、自由に歓談。
大御所の先生方も大変フレンドリーに接していただき、参加したアマチュアがここぞとばかり先生方を捕まえては写真やらサインやら質問攻めやらで楽しかった。
σ(^^)は倉田先生に「無伴奏全曲録音してくださいよ」と頼んでみたのだが「もう歳だから無理無理~(^◇^)」なんてそんなことないので実現して欲しいな。
たくさんの新しく出会った人とも楽しく飲んで語って再会を誓ってお開き。
今回のテーマは「世界はもっと響き合う・・・」だったが、参加した人たちに取ってはかけがえのない経験をさせてもらい、音楽とチェロの素晴らしさを改めて感じたと思う。
大ホールにプロとアマチュアがいっしょのステージで演奏なんて、ホントに贅沢なこと。
あれだけでも参加したかいがあったというもの。
inジャパンが次はアジア、ワールドと広がっていくようにと堤先生がおっしゃっていたがその通り、もっともっとたくさんの人とつながれるようにこのイベントが続いていくといいな。
先生方だけでなく、たくさんのスタッフの方々、参加した全ての人に感謝します。
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by ryoseim
| 2011-02-15 03:01
| コンサート